ギターを中心とした浦和の音楽教室の日刊(にしたい)!創業ブログ


by saitama_music

ギターの為の叙情的練習曲。

お疲れ様です。

昨年の「私のクラギ」のデータを整理していたら、既に色々と懐かしいデータが出てきて、しばし苦労の痕を思い返す感傷の時間となりました。

この「私のクラギ」が出版された経緯の大きなきっかけの一つに、三留先生に作曲して貰った「ギターの為の叙情的練習曲集」がありまして。。教室が出来た2ヵ月後に産声を上げた、思い入れのある作品があります。

「クラシックギターでもソロ・ギターでも初級から中級までの方が映画音楽を弾いているかのようなエチュードが欲しい」とせがんだのは確か教室を設立する前後の事でして、、横浜駅で電車を待ちながら、参考音源や楽譜を渡したりしたのを覚えています。

ドイツに行き、欧米ではユーモアや楽しさ溢れるエチュードが多く出版されている事を知り、楽譜を集めたり、弾き漁ったりする事が大好きだった10代の頃の自分に教えてあげたい、それはそれは多くの感動がありました。ボサノヴァやブルース、ロックは当たり前のようにクロスオーヴァーされているし、その逆もまた然り。

ギターで音楽の楽しさを、素晴らしさの恩恵を受けるにはをテクニックが必要だったのではなく、やはり様々な知識と「愛」!が必要だった訳です。(つまり大した問題ではなかった訳だ!)

日本に戻り、まだまだ少ない初心者が楽しめる、オリジナリティ溢れるギター曲が少ないのだなぁ、と見渡した時もありました。勿論、佐藤弘和さん(ギタリスト)をはじめ、素敵な作品もあるのですが、まだまだ絶対数が少ないと思い、話を持ち掛けたのが、当時、東京音大の作曲科に在籍していた三留氏でした。

学生から言わば同じ釜の飯を食った仲だったので、気軽に相談してしまったら、気軽に乗ってくれて。

出来上がりの感動は今でも忘れられません。一度弾いて「おっ?イイ感じ?」 二度弾いて「素敵!」、三度弾いて「俺って天才?(笑)」みたいな、とてもギターが素直に響く曲を書き上げてくれました。三留氏のアイデアと内面にあるとても感傷的なところが惜しみなく滲み出た、人間臭い曲が送られてきました。

その時の曲をレコーディングして、様々な場所で演奏して、楽譜を出版して、プレゼンして、リットーミュージックの目に留まってくれたのでした。教室の存在と共に、大きな役割を担ってくれた「練習曲」、自分にとっては大事な大事な宝物となりました。色々な場所で色々な形で。。自身でも素敵な素敵な思い出も一杯作れました。

今回の「私のクラギ・2」ではそんな三留氏の「ギターの為の叙情的練習曲」を受け継いで自分なりのリリカル・エチュードを2曲、習作してみました。発表までもう少し時間を頂きますが、映画音楽編にマッチする、そして「ギターの為の叙情的練習曲集」に恥じない「練習曲」を出せれば良いなぁ、と思っております。


そんな訳で、9月15日の作業内容!
「まえがき」

書き終わりましたーーーー!











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by saitama_music | 2011-09-15 03:32 | 出版への道のり