ギターを中心とした浦和の音楽教室の日刊(にしたい)!創業ブログ


by saitama_music

「私のクラギ2」 8月2週目作業内容

お疲れ様です。

今週は酷暑の毎日のさいたま市でした。。どうぞ体調にお気をつけて!

おかげさまで「弾きたい曲からはじめる!私のクラシックギター」も好評頂いている様で、うれしい限りです。アコギマガジンの記事掲載も色々な方から概ね「良」のコメントを頂いて(汗)、、一息つく事が出来ました。

一息ということで先日は「コクリコ坂から」を鑑賞に行き、やっておりました「私のクラギ2」のアレンジ作業!全18曲の選曲が決まり、現在アレンジの細やかな直しを行っております。

映画音楽編、ジャズ&スタンダード編、J-Pop編と、映画&ドラマで使用された名曲を初級~中級者の為にアレンジした内容となっております。意外と好評だった、教則コーナーもアリ。オリジナル楽曲も2曲追加して、計20曲をCD、タブ譜付でお届けします。アコギ弾きの方にも、エレキ弾きの方にも是非、ご一読頂ければと思います。

故・武満徹さんという、日本が誇る作曲家が、世界の名曲をクラシックギターの為にアレンジした「12の歌」という楽譜集がとても好きでして。 ビートルズや民謡、シャンソン、ポップスなどを取り上げているのですが、そのアレンジノートに下記の一文があります。


「ギターは音色変化に富んだ美しい楽器です。

”小さなオーケストラ”とさえ言われるほどですが、機能の点でかなり不自由な面をもっています。
しかし、そのために反ってこの楽器は作曲者(あるいは編曲者)に、特殊な愛着と好奇心を喚ぶ(よぶ)のでしょう。

私はギターという楽器が好きです。そして、自分のよろこびのためにこの”12の歌”を編曲したのですが、
だがそればかりではなかった。率直に言って、私は、現在のギター音楽のレパートリーの狭さに疑問を感じもし、また不満があります。クラシック・ギター(特に日本で)の世界が、”今日”との触れあいを失った閉ざされた状況にあるのは、限られたレパートリーを洗練された技巧で上手に演奏するだけの趣味に陥ったからだろうと思います。

音楽は個人の好みや趣味から、また慰めから出発するものでしょう。
でも、その地点に停まるものであれば、音楽は決して生きたものとはなりえません。

私は大それた野心を抱いてこの編曲を試みたわけではありませんが、ギタリストたちの固定した風景に
もうひとつの窓から別の風景を開きたいと考えたのです。

”12の歌”はそれぞれに高度な演奏技巧を必要としますが、
それはまず何よりも柔軟な精神へのエチュードなのです。 」

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1977年、自分の生まれた年の言葉です。この一言は今のギター業界の隆盛やギターがギターとして未だに幅広い世代に楽しまれている大きな要因になっているような気がしてなりません。

今回アレンジさせて頂く様々な名曲達を「音楽の大海原に飛び込む為のエチュード(練習曲)」に変化させる事が出来れば、また一つ何かを成し遂げられるのではないかな、と思っております。

現在のところ11月を目処に発売予定です!
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by saitama_music | 2011-08-13 11:26 | 出版への道のり